回鍋肉とは、四川料理の代表的な一品で、豚肉と野菜を甘辛く炒めた料理です。料理名の由来は、一度茹でたり蒸したりした豚肉を鍋に戻して炒めるという調理法に由来します。回鍋肉の特徴は、豚肉の脂から出るコクと、甜麺醤や豆板醤などの調味料から出る辛味と甘味が絶妙に調和した味わいです。回鍋肉の魅力は、シンプルな材料と味付けでありながら、深い旨味と香りが楽しめることです。
そして、冷めても美味しいので、お弁当やおかずにも最適です。
回鍋肉を作る際には、豚肉の部位や下処理にも注意が必要です。一般的には、脂身と赤身のバランスが良い豚バラ肉がおすすめです。豚バラ肉はあらかじめ下茹ですることで、余分な脂を落とし、柔らかく仕上げることができます。また、下茹でする際には塩や酒を加えることで臭みを消すこともできます。下茹でした豚バラ肉は強火で一気に炒めることで、表面をカリッと焼き上げましょう。野菜にはキャベツやネギ、ピーマンなどがよく合います。キャベツはシャキシャキとした食感が楽しめますし、ネギやピーマンは風味をプラスしてくれます。野菜も強火で炒めることで、水分を飛ばし、甘みを引き出します。
回鍋肉のタレは味の決め手です。タレは市販のものを使っても良いですが、自分で作ることをおすすめします。
タレの基本的な材料は、甜麺醤、豆板醤、砂糖、酢、紹興酒などです。甜麺醤は甘くて濃厚な風味が特徴で、回鍋肉のほか北京ダックのタレなどさまざまな料理に使用されています。豆板醤は辛味と旨味が強い調味料で、四川料理に欠かせません。お好みで砂糖や酢は甘みや酸味を加えて味にアクセントをつけます。
タレの材料は全て混ぜ合わせておきます。炒めた豚肉と野菜にタレを加えてからさっと絡めるだけで完成です。
回鍋肉は四川料理の中でも人気の高いメニューです。日本でも家庭や中華料理店でよく食べられています。回鍋肉の特徴や魅力を知っておけば、より美味しく作ることができますし、食べる楽しみも増えます。ぜひ参考にしてみてください。
【材料】(2人分)
- ブロック肉から茹でた豚バラ肉 200g
※茹でない場合は生のままでもOK! - キャベツ 1/4個
- ピーマン 2個
- にんにく 1片
- しょうが 1片
- サラダ油 大さじ2
- 紹興酒 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 甜麺醤 小さじ2
- 豆板醤 小さじ1
※調味料は目安です。お好みで分量を調整しましょう。
【作り方】
- 豚バラ肉は一口大に切り、紹興酒をふって下味をつけます。
- キャベツはざく切りにし、ピーマンはへたと種を取って乱切りにします。
- にんにくとしょうがはみじん切りにします。
- フライパンにサラダ油を熱し、キャベツとピーマンを入れて強火で炒めます。野菜がしんなりする手前まで炒め取り出します。
- 同じフライパンに豚バラ肉を加えて中火で炒めます。肉の色が変わったら豆板醤を入れ香りが立つまで炒めます。豆板醤はよく炒めることで香りと辛味が引き出せます。
- にんにくとしょうが、甜麺醤と紹興酒、しょうゆ、砂糖を順に加えて全体を軽く炒め合わせる。
- 野菜を戻し入れて炒める。
- 器に盛り付けて出来上がりです。


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